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最終更新日
2018年01月09日
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食道・胃・十二指腸内視鏡検査(胃カメラ):電話で予約できます。当日朝絶食すれば検査できます。経鼻内視鏡検査も行っております。 |
大腸内視鏡検査 :前日からの準備が必要です。大腸内視鏡挿入形状表示装置を使用し、苦痛が少なく安全な検査を心がけています。詳細は以下の解説をご覧下さい。 |
胸部・腹部のレントゲン検査:随時行行っています。 |
肝臓、腎臓、胆嚢、膵臓、前立腺、甲状腺などの検査:随時行っております。電話で予約できます。 |
動脈硬化検査 脈波伝播速度 および 中心血圧
心電図検査 12誘導心電図、ホルター心電図
呼吸機能検査 肺活量、酸素飽和度
骨粗鬆症の検査(骨量検査 )
食道・胃・十二指腸を観察するいわゆる胃カメラは胃癌・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ポリープ・胃炎などの病気の診断には欠かせないものとなっております。またポリープや早期胃癌の切除、潰瘍出血の止血など病気の治療にも利用されています。最近胃癌で亡くなる方は少しづつ減り始めておりますが、まだまだ決して油断できません。早期発見のため胃癌検診はぜひ内視鏡で受検していただきたいものです。しかし、いまだに『胃カメラは苦しい』と敬遠される方がいらっしゃるのは残念なことです。当院ではできる限り苦痛の少ない内視鏡検査ができるように常に工夫し心がけております。食道・胃・十二指腸の内視鏡検査は当日の朝絶食していただくだけで検査できます。胃カメラは電話で日程の予約を承っております。胃カメラは決して苦しい検査ではありません。当院で行っている苦痛の少ない内視鏡検査の方法についてはメディカルコラムの『苦しくない内視鏡検査』をご覧下さい。より苦痛の少ない経鼻内視鏡検査も行っております。関連ページ(メディカルコラム):アニサキスの話 、ピロリ菌と潰瘍 、逆流性食道炎 内視鏡検査(胃カメラ)は電話で予約を承ります。 |
大腸癌や大腸ポリープは最近食生活の洋風化にともなって急速に増加しております。早期に発見すれば開腹手術せずにその場で切除できます。便に血液(潜血)反応が出たときは必ず大腸内視鏡検査を受けていただきたいと思います。また、血便が出たときや便を拭いたら血が付いていた場合も、『痔』と速断しないでぜひ大腸の内視鏡検査をお受けください。痔だと思って手遅れになってしまった直腸癌の患者さんは後を絶ちません。逆にポリープを切除したらその一部に癌があり、完全に切除されて癌が治ってしまったという方も決して珍しくありません。大腸の検査は腸を空にする必要があるので前日に検査食を召し上がっていただくことと、下剤を服用していただくため、一度来院していただく必要があります。大腸癌、ポリープについてはメディカルコラムの大腸癌・ポリープの検査と治療もご覧ください。なお、当院では平成14年12月から大腸内視鏡の挿入形状表示装置(UPD:オリンパス光学製)を導入しました。この装置によって放射線(レントゲン)を使用せずに大腸内視鏡が大腸の自然の走行に沿って無理なく挿入されていることを確認しながら検査できます。苦痛が少なく、かつ安全な大腸内視鏡検査を行なうことが可能になりました。 |
X線(レントゲン)検査
胸部レントゲン検査: 気管支炎、肺炎、心臓肥大などの診断のために行います。
腹部の内臓特に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、前立腺などのほか、頚部の甲状腺、リンパ腺、頚動脈などを検査するのにも用います。超音波検査は体表面にさわるだけで検査でき、繰り返しても体に害がないので大変有用な検査です。腹部の検査のときは絶食で来院していただいたほうがよく検査できます。随時行っております。電話で予約を承っております。 |
脈波伝播速度:動脈に伝わる脈波の速度(pulse wave verocity:pwv)を測定することによって動脈硬化の程度が数値でわかります。両腕、両足の血圧を測るだけの簡単な検査で5分くらいで測定できます。 血液が心臓の鼓動によって送り出されると脈拍が生じ、末梢に伝わります。動脈硬化の程度が強いほど脈波は速く伝わるので、脈波の速さを測定すれば動脈硬化の程度を知ることが出来ます。実際にこれを測定するには両上腕と両くるぶしの直上で血圧を測り、同時に心電図、心音図を検査します。心臓から脈が上腕まで伝わる時間と下肢まで伝わる時間から脈波の伝わる速さを求めます。また、上肢と下肢の血圧の差から下肢の血流障害の程度を知ることが出来ます。このように、この検査は薬剤や放射線を使用せず、従って針をさしたり注射をしたりする必要もなく、繰り返し行っても害のない検査です。現在の動脈硬化の程度を知るとともに高血圧、高脂血症、糖尿病などを治療しながら動脈硬化の経過を観察するのにも有効な方法です。高血圧、高脂血症、糖尿病、腎疾患など動脈硬化を促進させる病気がある方はぜひ検査されることをお勧めします。特別の準備は不要です。 中心血圧:血液が心臓から送り出されるときの脈波と末梢動脈で反射してくる脈派を計測し、心臓につながる大動脈の根部にかかる圧力を測定する検査です。両腕で血圧を測るだけで計測できるので、上記の脈波検査と同様に針を刺したり注射をする必要がありません。中心血圧が高いほど動脈硬化が進展しやすいことがわかっています。最近注目されている検査です。 関連ページ(メディカルコラム):高脂血症の治療 |
12誘導心電図検査:安静時の心電図検査です。不整脈、心臓肥大、心筋虚血などの診断に用います。
ホルター心電図検査:24時間の心電図を記録して診断することができます。狭心症や不整脈などは症状が短時間で消えてしまうため通常の心電図検査では十分診断できないことも少なくありません。ホルター心電図は24時間の記録が出来るので症状が起こったときの心電図を見直すことができ、正確な診断が可能です。胸部に心電図の電極を貼り、カセットレコーダーくらいの大きさの機械をウエストポーチで装着します。翌日来院していただき、記録された心電図を読み出して診断します。
呼吸機能検査:肺活量・1秒率など:肺機能の基本的検査です。気管支喘息、肺気腫などの診断や治療効果の判定に利用します。
動脈血酸素飽和度:動脈を流れている血液の酸素の量がどのくらいあるかがわかります。肺気腫など肺機能低下を生ずる疾患の診断、治療効果の判定に利用します。
骨粗鬆症の検査
骨量検査:手の骨のレントゲン写真を撮る方法で検査しています。この方法の利点は、骨粗鬆症の程度がわかるだけでなく、骨や関節の変形など形態的な情報も得られることです。骨粗鬆症がある場合、治療しながら4ケ月に1回程度この検査を行って治療の効果を判定します。