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2024年06月01日
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予防接種には法律で定められたもの(勧奨接種)と任意に行うものがあります。予防接種は随時行なっておりますが、ワクチンの在庫確認などのため、来院前に一度お電話などでお問い合わせください。
なお、諸般の事情により、未就学児の予防接種は行っておりません。悪しからずご了承ください。当院で行っている予防接種は以下の通りです。
法律で定められたもの(勧奨接種)
1.ジフテリア、破傷風(DT)U期:11歳から12歳までの間(小学校6年生)に行うのが標準です。ジフテリアと破傷風はここまで接種を行って予防接種が完了します。
2.. はしか(麻疹)、風疹:最近年長児や成人に風疹が流行しています。これから妊娠・出産する年齢の方は配偶者の方とともに予防接種をお受けになることをお勧めします。はしかワクチン、風しんワクチンとも生ワクチンですから接種後 4週間は他の生ワクチンを接種しないことになっています。
3..日本脳炎:9歳から10歳未満の二期接種を行っています。
4.:成人の肺炎球菌ワクチン。65歳以上の5歳ごとの節目年齢に行われています。
任意に行なうもの
1.インフルエンザ:毎年の流行シーズン前に2回、1週から4週間隔(3〜4週間隔が望ましい)接種します。(平成13年12月以降、65歳以上の方は1回接種となり、自治体からの補助があるため1000円で接種が受けられます。それ以外の方は3000円です。)インフルエンザは発病すると症状が重篤で合併症の頻度も高いので流行シーズン前にぜひ予防接種を済ませておくことをお勧めします。
2.水痘(水ぼうそう):この病気にかかったことがなく免疫がない人に感染予防の目的で行なわれます。生ワクチンです。
3.A型肝炎:海外旅行(特に東南アジアなど)の時には接種されたほうが安心です。ご高齢の方よりも若い方の方がこの病気の免疫を持っていないことが多く、感染の危険があります。不活化ワクチンを3回接種します。
4.B型肝炎:医療従事者など業務上の感染機会が多い人に行なう場合、不活化ワクチンを3回接種します。
5.帯状疱疹:令和7年から公費助成が開始されました。65歳から5歳刻みの節目年齢の方が助成の対象です。対象者には自治体から通知がありますが、今年が対象年齢の方は今年限りで、5年後には助成は受けられません。機会を逃さずに接種をお受けください。
予防接種の間隔について〜令和2年10月から接種間隔の決まりが変更されました
1. ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオワクチン、日本脳炎、インフルエンザ、A型およびB型肝炎のワクチンは『不活化ワクチン』です。令和2年10月から、これらを接種した後、他のワクチンを接種するとき、間隔をおかなくてよいことになりました。(それまでは6日以上間隔をあけることになっていました)
2. はしか、風疹、おたふくかぜ、水痘、BCGは『生ワクチン』です。生ワクチンを接種した後,次に他の生ワクチンを接種するときのみ、従来どおり27日以上の間隔をあけることになっています。
土谷医院 TEL 0544−26−2839 FAX 0544−22−1880